創業120年を超える歴史を持つドイツの老舗ラゲージブランド「リモワ」。
アルミ製スーツケースの代名詞とも言えるその洗練されたデザインと抜群の耐久性は、世界中の旅行者から圧倒的な支持を集めてきました。
今回はそんなリモアの歴史や魅力、そして人気のシリーズを紹介し、リモアのすばらしさをお伝えしましょう。
■伝統のブランド・リモワ
リモワの歴史は1898年にまでさかのぼり、当初はレザー製の旅行鞄を中心に欧州の上流階級向けに製品を提供していました。
リモワが現在のイメージを確立したのは1950年以降のことです。
軽量性と強度に優れたジュラルミン製のアルミニウム合金に着目し、「トパーズ」シリーズを発表。
これが世界中でロングセラーとなり、現在では「ORIGINAL（オリジナル）」と名を変え、今なお多くの人々を魅了し続けています。
■リモワの特徴とは？
リモワの特徴といえば、まず目を引くのがそのデザイン性です。
全シリーズに施されている垂直ラインのリブ（凸凹）加工は、タイリッシュな印象と洗練された美しさを演出するだけでなく、スーツケース本体や収納物を衝撃から守る機能性も兼ね備えています。
また、リモワのスーツケースに使用されているキャスター（車輪）は、2つの車輪で1本の支柱を挟んだ「ダブルホイール」構造を採用。
持ち運び時のキャスターへの負担を分散させ、耐久性を高めています。
さらに静音性と滑らかな動きを実現したこのダブルホイールキャスターは、リモワ独自の特許技術なのです。
内装にもこだわりが光ります。
高さ調節可能なフレックスディバイダーは、収納物に合わせて調節することで荷崩れを防ぎます。
細部にまでこだわった設計がエグゼクティブな使用体験を生み出しているといえるでしょう。
さらにリモワの魅力として忘れてはならないのが、使い込むほどに味が出る経年変化。
アルミ製モデルは使用による凹みやキズが「味」となり、旅の思い出とともに楽しめます。
ステッカーを貼る文化も根付いており、使用するほどに愛着が湧く一生モノのアイテムなのです。
■リモアの主力モデルたち
2018年に創業120周年を迎えたリモワは、ブランドリニューアルを行い、シリーズ名や区分けを一新しました。
現在の主要ラインナップを見てみましょう。
フラグシップモデルの「ORIGINAL（オリジナル）」は、かつての「トパーズ」です。
アルミニウム合金製の洗練されたスーツケースで、ビジネスでもプライベートでも活躍します。
「CLASSIC（クラシック）」は骨太で角ばったシルエット、ダイヤルロックつきの留め具、革製ハンドルが特徴的です。
伝統あるデザインは多くのファンを魅了しています。
「ESSENTIAL（エッセンシャル）」は、リモワが世界で初めて開発したポリカーボネート製スーツケースです。
軽量かつ耐久性に優れ、豊富なカラーリングも魅力です。
「ESSENTIAL LITE（エッセンシャル ライト）」は、リモワ史上最も軽量なシリーズとしてリリースされています。
「ESSENTIAL」の強度や耐久性はそのままに、さらに30％の軽量化を実現しました。
「HYBRID（ハイブリッド）」は、ポリカーボネート製ボディにアルミパーツを組み合わせたモデル。
異素材の融合がハイクラスな雰囲気を醸し出しています。
ビジネスユースに最適な「ESSENTIAL SLEEVE（エッセンシャルスリーブ）」は、フロントポケットを備えた唯一のモデルです。
ノートパソコンや小物類の収納に便利です。
■まとめ
一生モノのスーツケースをお探しなら、洗練されたデザイン、優れた機能性、そして使い込むほどに味わいが増す「リモワ」を視野に入れてみてはいかがでしょうか。
セレブやアスリートたちもこぞって愛用する理由が、きっと理解できるはずです。