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ドイツのスーツケース「RIMOWA」の魅力について

リヒャルト・モルシェックが生み出したアルミニウム製のトランクということで、その頭文字を取って「RIMOWA」。ドイツ製というだけで丈夫さ・細部までこだわって作られた質の良さ・無骨だけどカッコいいデザイン性の高さがうかがわれるでしょう。ドイツ製でもピンからキリまであるでしょうが、少なくともRIMOWAはこれらのイメージそのままとなっています。むしろそれ以上かも。とにかく魅力的なスーツケースです。

きっと見た目に惹かれて選ぶはずですが、使っていると使い心地の良さにも驚かされます。日本って次々と新しい製品が出てきて、それに合わせて私たちもまだボロボロになる前にさっさと新しいものに買い替えているはずです。RIMOWAを買うなら覚悟しておいてください。たとえ壊れようと買い替える必要はなく一生ものとなるスーツケースですから。壊れたら直せばよいのです。アフターサービス万全の品です。成田空港を始め世界中にリモワのストアがあって、いざという時に持ち込めば直してもらえます。

そもそもボロボロになるという言い方自体がRIMOWAには当てはまらないでしょうね。ちょっとしたキズとか汚れ・凹み、なぜそうなってしまったのですか。スーツケースを持って世界中を飛び回る中で起きたあれこれは、その時には大変だったかもしれませんがすべて良い思い出です。経年劣化を楽しむことができるスーツケース、それがRIMOWAです。年月を重ねる中で、よそ行きの顔だったRIMOWAがあなただけのものになります。どれだけいろんなRIMOWAがあっても、自分のは見分けがつきます。だって「この凹みはあの時に付いたもの」「ここが汚れて、それ以来どんなに拭いても取れないんだよな」と思い出と共に覚えているから。アルミニウム製だからこそ、武骨でカッコいいからこそ傷が凹みが良いアクセントとなってくれます。自分のものとなったRIMOWAを、今更捨てるなんて相棒を失うようなものです。高級感は変わらず。むしろ直しながら長年使い続けてこそ出てくる味というのはどれだけお金を出したところで手に入れられないものです。